1. ガイドラインのねらい
このガイドラインは、えりも小学校(以下「本校」とする)におけるインターネットの利用、ホームページの運営
ならびに個人情報の保護に関し、必要な事項を定めるものとする。
2.インターネット利用の基本
えりも小学校においてインターネットを利用するに当たっては、児童および関係者の個人情報の保護に努め
るとともに、児童の情報活用能力の育成を図り、開かれた学校の推進、総合的な学習の推進等、教育課題
の解決に寄与するよう努めなければならない。
3.インターネットの主な利用形態
(1)ブラウザソフトを使用して、Webより学習に関連する情報・資料等を検索・収集する。
(2)本校の教育活動についての理解を促すためのホームページを開設し、校内外の活動の様子の公開する。
(3)国内外の学校、機関、団体と、学習に関連する質問や交流、協同学習等を目的として、電子メールを発信
及び受信する。
(4)ホームページ、電子メールを使用して学習で活用できる画像・文書などの資料やフリーウェアを収集・加工し
て、教材づくりに活用する。
4.ホームページの運営
(1)本校においてホームページを運用するにあたっては、その教育的効果に十分配慮して行うこととする。
(2)学校紹介、行事、学習の様子、学年・学級の活動、特別活動、児童作品の紹介等、本校の教育活動全
般を公開していくものとする。
(3)本校の定めるサーバ内にある、学校のホームページについて、学校長は責任を負う。
(4)各種リンクについては、公的機関を原則とする。ただし、サイト管理者が教育的に有用と認めるサイトへ
のリンクは可とする。
(5)本校のホームページに対する他からのリンクについては、教育目的のものに限って原則的に自由とする。
また、著作権表示を明確にし、本校校長の同意の上、認める旨をホームページ上に明記する。
(6)掲載された情報の著作権は作成した教師・児童がもち、ホームページ上では、学校名で掲載する。その
他の著作権に関しては、すべて本校が有するものとする。
(7)ホームページに掲載するにあたっては、学校長が必要と判断した場合には、事前に本人・保護者の同意
を得たものについてのみ掲載するものとする。
5.児童の個人情報の保護と発信
(1)原則として児童の氏名は公開しない。イニシャル1文字を使用する。ただし、教育上意義がある場合には、
本人・保護者の同意を得てフルネームを使うことも可とする。
(2)写真・映像を使う場合は、本人と関わりのない第三者が見て個人が特定できないものに限る。
(3)電子メール等を利用する際、氏名、住所、電話番号、生年月日、家族の氏名や職業などの個人情報は発
信しないものとする。ただし、他校児童との共同学習等で相手が特定される場合には、必要に応じて、学年、
趣味・特技等の自己紹介程度の個人情報を発信することができる。
(4)郵便や宅配便を利用するために、住所等を連絡する必要が生じた場合には、学校の住所・電話番号を使用する。
(5)児童の意見、考え、主張等については、教育上の効果が認められる場合において発信することができる。
(6)児童がホームページや電子メールで発信するデータや情報は、教師の指導を受け、確認を経た上で外部に
発信しなければならないものとする。
6.教師による指導の徹底
(1)インターネットを利用する場合には、他人の中傷をしない、著作権・知的所有権に配慮するなど、インター
ネットにおける基本的モラルに留意するとともに、個人情報の保護に特に留意するものとする。
(2)インターネットの特性を考慮し、教育上有害な情報の取り扱い等の指導を徹底する。
7.ガイドラインの変更
このガイドラインは常に全職員で協議し、安全で効果的な発信をめざして適宜検討していくものとする。
8.Web上での明示
本ガイドラインを学校のホームページ上で明記するものとする。(このページ)
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